ビジネススキルはいろいろあります。
その中でも「考える」ことは非常に重要なスキルです。
その「考える」ことですが
世の中にいろいろなフレームワークが用意されています。
皆さんもフレームワークが多すぎると感じていませんか?
例えば以下のようなものがあります。
・SWOT
・PEST
・MECE
・3C
・4P
・STP
ほんの一例です。
多すぎてどれを使えばよいかわからないという人も多いと思います。
たしかに上記のフレームワークは有効活用できれば便利です。
ですが一番重要なことは目的を理解することです。
そのためには「5W1H」がおすすめです!!
そこで今回は「5W1H」で考えを整理する方法をご紹介します。
あわせておすすめの書籍もご紹介します。
これまでいろいろなフレームワークを勉強してきました。
MBAのセミナーでも多くのフレームワークが登場します。
ところが実践で使えていないというのが本音です。
ですがフレームワークを利用しなくても数々の問題解決をしてきました。
問題解決をするためには「目的=ゴール」を明確にすることが重要です。
それにはいろいろなフレームワークよりシンプルに「5W1H」が効果的です。
目次
ビジネススキルに必要な5W1H
まず「5W1H」とは以下を指します。
What:何
Why:なぜ
When:いつ
How:どうやって
Where:どこ
Who:誰
英語の授業で習ったと思います。
これらを使うだけいろいろなことが明確になります。
なのでビジネスパーソンとして「5W1H」を身につける事をおすすめします。
本質を理解する
ビジネスにおいて本質や目的を理解することは非常に重要です。
本質や目的を理解しているかどうかで結果が大きく違います。
よくあるのがとりあえずフレームワークを使って整理する事です。
一見、上手く整理できているように見えます。
ですが本質的な「問題」や「問い」が不明確な場合が多いと感じています。
よく例にされるのが「お客様はドリルではなく穴が欲しい」というやつです。
ホームセンターで親子とスタッフの会話を見てみましょう。
本質的な問いを理解できていない場合
スタッフ:何かお探しですか?
親子:ドリルを探しているのですが
スタッフ:ドリルはメーカーとかこだわりありますか?
親子:とくにありません。
スタッフ:価格はどれぐらいで探していますか?
親子:1万円ぐらいです。
スタッフ:それであればこちらがおすすめです。
親子:それを購入します。
本質的な問いを理解できている場合
スタッフ:何かお探しですか?
親子:ドリルを探しているのですが
スタッフ:何のためにドリルが必要なのですか?
親子:子供の夏休みの宿題でこの板に穴を開けたいです。
スタッフ:なるほど。普段DIYなどされますか?もしくはよくドリル使います?
親子:いえ。DIYもしないしドリルも使わないです。
スタッフ:弊社に加工サービスがあります。今後ドリル使う予定がなければ加工サービスが安いです。
親子:なるほど。そうですね!!加工サービス利用します。
上記コミュニケーションの違いわかりますよね??
前者では今後ドリルを使う予定もないのにドリルを購入しています。
ドリルはそれなりにいい値段します。
使わないのにもったいないですよね?!
お店としては売上や利益が出るので良いかもしれません。
ですがお客様の立場で考えるとドリルは不要です。
前者のような提案が続くといつかはお客様からの信用を失います。
また、後者の方が圧倒的にプロフェッショナルです。
このように本質、ゴール、目的を理解する事はとても大事です。
5W1Hの活用場面
物事の本質を理解できる「5W1H」ですが以下のような場面で活用できます。
課題提起
何らの課題に着手するとき、物事を考え始めるとき
・問題解決をしたいとき
・新製品開発をするとき
・新事業をスタートするとき
アイデア発想
思考や発送を広げたいとき、ユニークなことを考えたいとき
コミュニケーション
説得力のあるロジックを作りたいとき、人を動かしたいとき
問題解決
本質的な問題を特定したいとき、筋のよい問題解決を行いたいとき
「5W1H」はさまざまな場面で活用できます。
また、学生のときに習っていて内容も複雑ではありません。
なので非常に使いやすいフレームワークです。
1度使い方を覚えるといろいろな場面に利用することができます。
「5W1H」=シンプルで協力な思考法
かなりおすすめです。
まとめ
「5W1H」という基本的な思考法をご紹介しました。
今回は概要部分をご紹介しています。
もっと「5W1H」を知りたい、使ってみたいという方は以下書籍をおすすめします。
「5W1H」を身につけるだけで成果がでます。
ぜひ、ビジネスパーソンとして身につけたいスキルです。
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