ロボット人材はIT業界で今後不要になる!

ロボット人材はIT業界で今後不要になる!

 

あなたの仕事はあと何年持つか?
もしかするとAIに奪われるかもしれません。

最近はAIがメディアでも話題です。

AI=人工知能

人工知能とは

コンピュータを使い学習、推測、判断することです。
人工的に人間の考えを作りだすことです。

 

専門家によってはまだ定義は分かれています。
ですが人工脳を生み出し、判断させることは一致しています。

でよくAIの話しとセットになることがあります。
それが無くなる仕事、生き残る仕事の話しです。

今回は私なりにIT人材の今後についてまとめています。

今後、IT業界で生き残るすべを知ることができます。

私は13年ほどIT業界に身を置いています。
わずか13年ですがIT技術の移り変わりも体験しています。
そんな中で消えていく人材もみてきました。
悲しいことに消えていく人材は予想通りでした。

また、最近ではAIなどの最新技術にも触れています。
なので今後会社から不要と言われる人材の予測ができます。

そこで今回は私なりのIT人材の今後を書きました。
これからIT業界に飛び込む人は読んでみてください。

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ロボット人材はIT業界で不要

まずロボット人材は不要になります。
私が考えるロボット人材は以下のような人です。

・指示があるまで動かない
・仕様書通りにプログラミング(誤りを訂正しない)
・言われた通りのテストだけを行う人材

確実に不要になる人材だと思っています。
なぜならAIや技術は日々発達しているからです。

また最近では以下の技術や思考も進んでいます。

・ノンプログラミング
・ロープログラミング

事実として以下サービスの需要がかなり伸びています。

・Kintone
・Powerapps

その他に「Forguncy」なども登場しています。

このような背景にはコストや手間、時間があります。
全てプログラミングで一から作ると初期および運用費用が増えます。
時間もかかります。

それよりはスピード感ある対応が今の時代では求められています。
これには変化が早いという時代の流れも関係しています。

今後はより「プログラミングしない」方向性に向かいます。

こんな人材も不要になる

「ロボット人材は不要になる」と書きました。
ロボット人材の特徴は個人の働く姿勢に関係します。
なので姿勢を見直すことで生き残る可能性もあります。

ところが姿勢以外で今後不要となる可能性が高いIT職種があります。
それが「業務SE」と呼ばれる人達です。

私も最初の会社でこの職種でした。
これは特定の業務に特化した知識を持ったエンジニアです。
私の場合は自治体の住民サービス向けエンジニアでした。

例えば
住民税、国保、保育料などを計算するシステムです。

エンジニアという名前ですがあまりプログラミングをしません。
システムの設定変更や簡単なカスタマイズを行うレベルです。
なのでどちらかというと業務の知識が増える職種です。

この職種は今後厳しくなると考えています。
その理由は国が「自治体クラウド」を推進しているからです。
これまでは各自治体でハード、ソフトを持っていました。
ですが最近では各自治体でそれを負担することがキツくなっています。
その理由が「少子高齢化」、「過疎化」などです。

自治体の財源は税金です。
税金の徴収額が減ると予算は減ります。
なので複数自治体共同でシステムを使う。
それが「自治体クラウド」です。

もうお分かりですよね?!
今までは各自治体で稼げていました。
ですが今後はそれができなくなります。
なので自治体システムを提供していた企業の淘汰が始まります。

実際に日立、NEC、富士通などでもリストラを進めています。
また支店などの統廃合も進んでいます。
これは採算がとれなくなっているからだと考えています。

そんな中、業務知識だけの「業務SE」はキツイです。
他IT企業に行っても周りはスキルが高い人ばかりが多いです。
なので今後「業務SE」は厳しくなると考えています。

生き残る人材

では逆に今後生き残る人です。

先ほども書きましたがプログラミングしない方向に進んでいます。
なので上手くサービスを使い課題解決する人材が必要になります。

ですが注意点があります。
それは問題や課題を見つけられる人材です。

ノンプログラミングサービスは勉強すればお客さん自身で使えます。
なので稼ぐことは難しく、大きな金額は動きません。

だから「問題を見つける」ことが重要になります。

お客さんも気づいていない問題を発見、改善させることが大事になります。
ですので普段から問題や課題を探すようにした方がよいです。

まとめ

今回はロボット人材は不要になる。
ということでIT業界での人材の今後をまとめました。

私が考えるロボット人材を改めて整理します。

・指示があるまで動かない
・仕様書通りにプログラミング(誤りを訂正しない)
・言われた通りのテストだけを行う人材

これらはAIRPAで置き換えられてしまいます。
なのでしっかりと生き残る力をつける必要があります。
私が考えている生き残る人の条件が以下です。

「問題を見つけることができる人」

お客さんが気づかない問題や課題を見つける人です。
コンサルに近いです。

ITはあくまで手段なので本来はそのような力が求められます。
ぜひ今から「問題を見つける」ことを意識しましょう!

勘違いしてほしくないことがあります。
AIやRPAが単に仕事を奪うと思ってほしくないということです。
より過ごしやすい環境になるためにテクノロジーがあります。

また、プログラミング人材は今後も必要になります。
ただかなり高度なプログラミングスキルを求められます。
普通のホームページを作るレベルであればサービスに置き換えられます。
なので一からサービスを作れるレベルのスキルが求められます。

別の考えとして徹底的にプログラミングスキルを向上させる。
これも1つの生き残るすべだと思います。