リーダーの役割とは！【パフォーマンスの最大化】

管理職とリーダーが同じと考えている人が多い。
両方の役割をはたしている方も実際にはいる。

結果から言うとただの管理職になってはいけない。
また、単に管理職を目指してもいけないと個人的には思う。
できればリーダーとしての役割も身につけることを目指してほしい。
将来、独立を考えている人はとくに両方の役割を考えてほしい。

この記事で良いリーダーへなるためのマインドを理解することができます。

これまでライン管理職をしながら数々のプロジェクトを率いてきました。
その中で実際に体験して感じたことを纏めています。
良いリーダーになるためにはこれが全てではありません。
ですが1つの考え方として理解頂ければと思います。

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管理職の役割

私の中で管理職はその名のとおり管理する人のことです。
例えば以下のような仕事があります。

・稟議書の決裁
・業務時間および残業時間の管理
・プロジェクトの進捗管理
・メンバーの成果物管理
・人員配置

計画を作ったり、人の配置を考え進捗を管理することが主な仕事です。
仕事をする上でこの役割は欠かせない。
だが、この役割しか考えていない人もいるのが事実です。
また、管理職の役職は付いているのにこの仕事自体できない人もいる。

管理職は論理的な要素が強いというのが個人的な意見です。

リーダーの役割

一方でリーダーはメンバーのパフォーマンスを上げる人のことです。
例えば以下のような仕事があります。

・メンバーのやる気やモチベーションを引き上げる
・メンバー間の意思疎通支援
・メンバー間のコンフリクト回避
・チームの方向性を統一
・メンバーの足並みを揃える

計画というよりは遂行が主な仕事です。
遂行するためにはメンバーを観察しなければいけません。
ときにはメンバーを鼓舞してモチベーションを上げる必要性もあります。

リーダーは感情的な要素が強いというのが個人的な意見です。
論理的な思考も大事ですが人は感情がある生き物です。
なので感情部分も理解する力が必要になります。

良いリーダーになるには

ただの管理職ではなくリーダーの役割を合わせもつことは難しいです。
ですが紹介する内容を意識することでリーダーへと成長できます。

雑務をこなす

管理職＝偉いと考えている人が多いです。
これは一緒に働くメンバー自体がそう考えている事が多いです。
なんで「雑務は管理職はしない」というのが一般的な考えです。
ですが私の経験上、雑務は積極的にやったほうが良いです。
誰もやりたがらないタスクをやることで模範となります。
「あの人があんな雑務やってくれている」
と感謝をメンバー自身が感じるはずです。

徹底的に聴く

これまでにリーダーとして聴く重要性を訴えてきました。
これは絶対に必要なスキルです。
メンバーの声を聴くことに注力してください。
メンバーは自分の話を聞いてくれると嬉しく感じるものです。
また、尊重されているとも感じます。

有言実行

管理者自ら担当となったタスクは必ず実行しましょう。
必ず期限を守ることを意識してください。
メンバーは案外、口約束でも覚えています。
なので約束守れない人と思われると致命的です。
メンバーも納期を守ってくれなくなります。