ビジネスで数字を読むことは必須です。
MBAでもファイナンスやアカウンティングと呼ばれる科目があります。
それぐらい重要なスキルと考えられています。
・決算書って何?
・貸借対照表って何?
・決算書はどう使えばいいの?
ですが世の中には苦手としている人が多くいます。
なので今回は決算書に関して説明します。
財務三表の概要が理解できます。
私自身、もともと数字は強くありませんでした。
なのでファイナンスやアカウンティングのセミナーも受講もしました。
また、各種書籍なども使いながら勉強をしています。
今ではそれなりに理解できるようになりました。
数字を理解することでより仕事へ活かすことができるようになります。
ぜひ、数字を学び仕事へ活かしましょう!
目次
ビジネススキルで必要な財務三表とは?
会社の財政や経営状態を示す書類です。
財務三表には以下3種類があります。
・損益計算書
・貸借対照表
・キャッシュフロー計算書
財務三表は「モノとカネの流れ」が理解できます。
会社は以下の流れで事業をします。
①お金を集める
↓
②投資
↓
③商品を売る
↓
④利益を出す
給与、仕入れなどを行うためにお金が必要です。
なので継続的に利益を出さなければいけません。
・どうやってお金を集めて
・どう投資をして
・どのような商品を作って
・利益をどれぐらい出しているか
が財務三表には表れます。
また、財務三表は利害関係者へ会社の状況を報告するためにも必要となります。
損益計算書とは?
損益計算書は別名PLとも呼ばれます。
ProfitとLossの頭文字の組み合わせです。
「③商品を売る」と「④利益を出す」部分にフォーカスした資料になります。
損益計算書の目的は「利益を計算すること」です。
計算する範囲は1年になります。
この1年は1月~12月ではなく会社毎に設定している1年(期)になります。
なので損益計算書は1年毎で仕切り直しになります。
損益計算書の目的は「利益を計算すること」と言いました。
「利益」には以下5種類が種類があります。
・売上総利益
・営業利益
・経常利益
・税引前利益
・当期純利益
各利益を説明します。
売上総利益
粗利とも呼ばれます。
モノを売ったお金を売上高と言います。
売上高からモノを作るために必要なコスト(売上原価)を差し引きます。
これが売上総利益です。
売上総利益が高いと商品力が髙いと考えることができます。
ただ、業種によって原価と販管費の割合が変わるため一概には比較できません。
営業利益
売上総利益から販管費(広告などのコスト)を差し引きます。
これが営業利益です。
営業利益率が高いと本業の力があると判断できます。
会社の柱となっている事業で稼ぐ力をみるときはこの営業利益をみます。
経常利益
営業利益に営業外収益を足して、営業外費用を差し引きます。
これが経常利益です。
営業外収益は株の売買による儲けなどがあたります。
営業外費用は金融機関からの借入金への支払利息などがあたります。
経常利益が高いと副業の力があると考えることができます。
税引前利益
経常利益に特別利益を足して、特別損失を差し引きます。
これが税引前利益です。
特別利益は固定資産の売買による儲けなどがあたります。
特別損失は自然災害で発生した損失などがあたります。
あまり重要な項目ではありません。
当期純利益
税引前利益から1年間の税金を差し引きます。
これが当期純利益です。
最終的な儲けになります。
当期純利益から株主への配当を行うため多い方が良いです。
まとめ
今回は財務三表の概要と損益計算書について纏めました。
財務三表は「モノとカネの流れ」を理解する上で重要です。
会社の事業は以下の流れになります。
①お金を集める
↓
②投資
↓
③商品を売る
↓
④利益を出す
損益計算書は「③商品を売る」と「④利益を出す」部分フォーカスした資料です。
その中で「利益を計算するため」に使われる資料です。
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