ネガティブな考えは移る!【ネガティブ思考が脳に与える影響】

「リスクばかりを上げる人」、「否定的な意見しかしない人」、「すぐに無理でしょ?!」と周りにネガティブな思考の人が居て日々どのような対応や接し方をしたほうが良いか?!困っている方も割と多くいるのではないかと思います。

今回はそのようなネガティブな人たちへの関わり方や接し方をまとめております。

ネガティブな人

今回は以下の流れでネガティブ思考が脳へ与える影響やネガティブな人への関わり方をご紹介します。

1.ネガティブな人とは?
2.ネガティブ思考が与える影響
3.ネガティブな人への関わり方
4.まとめ

このブログを読むことでネガティブな思考が自分に与える影響、周りに与える影響を理解することができます。
また、ネガティブな人への関わり方や接し方を理解することでより自分自身の時間が有効に使えますし、より良い日々の生活を行うことができるようになります。

私自身、4回ほど転職もしておりいろいろな人と仕事もしてきました。そんな中、当然ポジティブな人だけでなくネガティブな人もいました。
そんなネガティブな人にも今までは割と積極的に関わっていましたが、それだと自分自身がネガティブになったり精神的に疲れたりしていました。

ですがネガティブな人への関わり方や接し方を改善することで自分自身にかかるストレスは大幅に軽減できましたし、今ではネガティブな人間のことはあまり気にもならなくなりました。
なのでぜひネガティブな方への関わり方や接し方を理解していただき自分自身の人生の時間を有意義に使ってほしいと思います。

1.ネガティブな人とは?

普段、仕事をしていると一定割合でネガティブな人がいます。
とくにネガティブな人で多いのがリスクばっかり挙げたり、批判的な意見しか言わなかったりします。

仕事でよく遭遇したのですが、新しいプロジェクトや事業を計画もしくはスタートした段階でとりあえず何もかもリスクばかりを挙げてくる人がいます。
例えば「●●●商品を新しく取り扱い日本国内に販売していくための事業を立ち上げる」という場合
ネガティブな人は以下のようなことをすぐに挙げたりします。

・●●●商品を輸入するためのコストがかかり過ぎて採算とれないと思います。
・販売していくための人が社内にいません。
・販売していくために協力してくれる代理店がいません。
・今の仕事が忙しすぎて対応できません。
など

上記のようなネガティブな意見や考えは事業立ち上げや利益や成果、実績を出すために当然検討していくべき項目ではあります。
ですが、ネガティブな人とポジティブな人では発言のしかたや意見の言い方が違います。

例えばポジティブな人だと以下のような意見や発言になったりします。
・●●●商品を輸入するためのコストがかかり過ぎて採算とれないと思います。
→●●●商品を輸入するコストが×××円で、目標としている利益を達成するためには輸入コストを×××円まで下げるための交渉をしたり商品単価を上げることも考えた方が良いかと思います。
輸入コストを下げる交渉よりは商品単価を上げてみて、単価に対するお客様の感触を探ってみる方法が良いと思いますが皆さんはどうですか?

いかがでしょうか?全然、意見や発言が違うと思います。
ポジティブな人は目的や目標を達成するまでに登場する壁、課題をどう超えていくか?!ということにフォーカスしていることが多いです。
なので意見や発言を聞きながらこの人がポジティブな人なのか、ネガティブな人なのかなどは割と判断できると思います。

また、最近では職場内でチャットや企業用SNSをを導入している会社も多いと思います。
ネガティブな人はチャットとかでも数名だけのグループを作り、そのグループ内で毎日愚痴や不満を書いていたりしています。
私もそのようなグループに過去招待されたことがあるのですが、少し困ります。笑

2.ネガティブ思考が与える影響

ネガティブ思考は人へ移ります。

カナダの研究チームの研究結果でも以下のことが明らかになっています。

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研究チームは、マウスのオス・メスのつがいのストレスの影響を調査した。実験では、つがいのうち1匹を取り出し、軽いストレスに暴露させてからパートナーの元に返した。それからストレス反応を制御するCRH神経細胞など、各マウスの脳内の特定の細胞の反応を調べた。
するとストレスに曝された側と残った側の両方の脳ネットワークが同じように変化していた。
——

上記の研究結果からもわかるように人のネガティブな感情やストレスは周りの人へ移り、周りの人のネガティブな感情になったりストレスを感じたりします。
また、別の研究結果もあります。

人間の脳には海馬と呼ばれる部分があります。その海馬という脳細胞は年齢を重ねても増えることがわかっているそうです。
ですがストレスやネガティブな感情に引きづられると海馬の神経細胞を傷つけたり、壊したりする影響があるようです。

3.ネガティブな人への関わり方

そんなネガティブな人への関わり方ですが、一番は「関わらない」ことです!
非常にシンプルですが、関わらなくてよいネガティブな人へはまず関わらないでください。(可能なかぎり距離を置くようにしてください)
それだけで大分、精神衛生上良いです。
とくにSNSで愚痴や文句などを頻繁に呟いていたり、投稿している方はフォローを外すことをオススメいたします!
フォローを外すだけだとSNS上では繋がったままで、その人の投稿だけタイムラインに表示されない状態になります。

SNSではフォローを外したり、見ないようにすることができます。
ですが仕事ではどうしても難しい場面があるかと思います。
可能であれば以下のことをトライしてみてください。

・ネガティブな人をプロジェクトチームや新しい事業部から外してもらう
・社内SNSで愚痴や文句はすべてスルーする
・ネガティブな発言する人に対して、リスクや否定的な意見ではなくどうやれば壁や問題をクリアできますか?とはっきり聞いてみる
(そうすると大抵は黙ると思います。)

4.まとめ

私も今までは仕事上で付き合いのある方で仕事の進め方、マネジメントに対する考え方で合わない人に対する愚痴や文句をいろいろと言ってきましたが、最近ではほとんど愚痴や文句を言わなくなりました。
それはなぜか?!というと愚痴や文句を言うときには大体、その愚痴や文句を言う人のことを考えたり、イメージしたりしていると思います。
その考えたり、イメージしたりする時間が勿体無いと思ったので最近では愚痴や文句を言わないようになりました。それよりは今後、自分がどのように生きていくか?!何か新しくトライすることを考えた方が精神衛生上も良いですし、ポジティブで楽しいからです。

周りの人からとある人物に対して何らかの意見を求められたら自分の考えなど意見は述べますが、最近では自分から積極的に愚痴や文句は言わないようにしています!

なのでネガティブな人やおかしな人とは少し距離を置き、自分自身の時間にフォーカスすることで周りの雑音が気にならなくなります。
ぜひ、普段からネガティブな人などに困っている人は実践してみてください。

ネガティブな人への考え方は以下が参考になります。