クラウドサービス(IaaS、PaaS、SaaS)の比較について

こんにちは〜

全国ではかなり暑い日々が続いており、熱中症になっている方もかなり多いみたいですね。。。

沖縄が避暑地になっているとか。。。

皆さんもこまめに水分を取りながら、エアコンも使いながら熱中症には十分気をつけてくださいね!!

 

と今回はとあるお客様向けにITシステムの提案書を作っていたのですが、提案書を作る中で感じたことをブログに纏めてみましましたので何らかのITシステムを検討されている方は目を通して頂けると嬉しいです!!

今回、クラウドサービスについて書きたいと思います。

 

ここで言うクラウドサービスはIaaS、PaaS、SaaSと呼ばれるものです。

で今回、私はお客様にSaaSと呼ばれるサービスでの提案書を作っていたのですがお客様から提示されたRFP(Request for proposal)はIaaSやPaaS前提となっていたことに非常に疑問を感じました。。。。。

 

RFPの内容を確認すると十分、SaaSで実現できる内容ではないかと思ったからです。

 

とまずはIaaS、PaaS、SaaSについて私なりの説明をしたいと思います。

ITシステムは主にハードウェア、オペレーティングシステム、ミドルウェア、アプリケーションで構成されております。

 

ハードウェア
→簡単に言うと機械そのものです。(世間一般的にサーバーとか呼ばれているものです)

オペレーティングシステム
→簡単に言うと人間の脳みそ的なものでしょうか?コンピュータが動く上で基本的な要素です。

ミドルウェア
→オペレーティングシステムとアプリケーションの間に存在して、アプリケーションが必要とする色々な機能を提供するための仕組みです。

アプリケーション
→コンピューター上で動かすことのできる機能やサービスのことです。(ワープロとかエクセルとか計算機とかです)

 

 

IaaS、PaaS、SaaSは上記のITシステムを構成しているパーツをクラウドで利用する点としては同じですが、利用する範囲が異なります。

 

以下のようにサービス提供範囲が異なります。

当然、サービス範囲が異なるためそれぞれメリット・デメリットがあります。

IaaS

メリット
→ネットワークやハードウェアの選択も自由なので自由度が一番高くオリジナリティあるシステムを構築することができます。

デメリット
→初期コストがかかる、導入スピードがかかる、技術力・知識力が求められる、運用コストがかかるなどのデメリットがあります。

使いみち
→PaaSやSaaSでは実現不可能な細かい設定などが必要でかつオリジナルティあるシステムを構築する時に最適です。

PaaS

メリット
→ハードウェア、オペレーティングシステムの選定が不要となります。ミドルウェア以上の選定やプログラム実装に専念することができます。

デメリット
→SaaSに比べて初期コストがかかる、導入スピードがかかる、技術力・知識力が求められる、運用コストがかかるなどのデメリットがあります。

使いみち
→特別なハードウェア、オペレーティングシステムは不要でデータベースの各種設定や独自プログラミングを行うことで目的を達成できるようなシステム構築に最適です。

SaaS

メリット
→導入スピードが一番早く、アプリケーションのことを考えれば良いのでIaaSやPaaSに比べて高い技術力や知識力は求められません。

デメリット
→自由度が一番低いです。

使いみち
→アプリケーションに独自性は必要なく導入スピードが求められるようなシステムに最適です。

 

と簡単ではありますが上記のようなメリデメがあります。

なのでITシステムを検討する時にまずはSaaSで実現できないか?
その次にPaaS、IaaSと検討した方が初期コストや運用コストも抑えつつより早く目的達成できるのではないかと私は考えております。

 

なのでもし会社などで何らかのシステム構築を検討している場合、本当にIaaSでしか実現できないの?本当にPaaSでしか実現できないの?と考えて見ても良いかもしれません。

 

今回は非常に簡単ではありますがクラウドサービスの比較を書かせていただきました。

参考になれば嬉しいです。