IT系資格はこれだけでOK!【おすすめする資格】

IT系資格はこれだけでOK!【おすすめする資格】

 

IT系ではよく以下の議論がされます。

「資格は必要または不要」

資格取得を1つの目標としている学生もいると思います。

結果から言うと「あれば損はしない」ということです。

ですが資格取得に関しては考えなければいけないことがあります。
今回は資格取得に関して私なりの考えを纏めています。

私自身、13年ほどIT系の仕事をしています。
資格も以下のようなものを保持しています。

・データベーススペシャリスト(国家資格)
・ソフトウェア開発技術者(国家資格)
・基本情報処理技術者(国家資格)
・初級システムアドミニストレータ(国家資格)
・C言語検定(民間)
・ACCESS検定(民間)

資格を取得したことによるメリットも経験しています。
ですが資格がすべてではないことも理解しています。

IT系資格でおすすめ

IT系の資格は大きく2つに分けることができます。

・国家資格
・民間資格

国家資格

国が認めた資格です。
難易度は異なりますが医師、弁護士などと同じです。
IT系の場合は経済産業省が認定する形になります。
現在では13種類ほどあります。

民間資格

民間企業が一定のスキルを持っていると認める資格です。
マイクロソフトやオラクルなどが有名です。
国家資格と比較するとより現場よりの資格になっています。
ですが更新試験などが必要になる場合が多いです。

国家資格では高度領域のどれか1つを取得すればOKです。
私の場合は「データベーススペシャリスト」になります。
民間は自分の仕事の種類により多少変わってきます。
例えば以下です。

サーバー管理系:LPICなど
ネットワーク系:シスコ認定の資格
データーベース管理者:オラクル認定の資格
その他:マイクロソフト認定の資格

資格を取るべき理由

資格を取ると以下のようなメリットがあります。

・資格手当が毎月または一時金として支給
・一定のスキルが証明される
・就職時に有利になる
・公共系の仕事を受注できる
※公共系では資格を持っている事が前提となっている場合がある。

資格取得を判断するには自分の将来と会社の状況を基に判断しても良いです。
例えば以下のような方は資格取得しても良いと思います。

・資格手当の金額が大きい
・積極的に転職も考えている
・主な仕事が公共系

学生は割と時間があると思います。
なので取得できるものは取得しちゃってOKです!!

ですが社会人は判断が必要です。
たまにいるのが資格を取ることが目的になっている人です。

「資格マニア」

ですね!
これはおすすめしないです。

資格取得だけにこだわるな!

なぜ「資格マニア」をおすすめしないか?!
資格はあくまで資格です。
とくにIT系だと資格をそのまま現場で利用できることが少ないです。

資格は基本的な知識や考え方を学ぶためのものと理解した方がよいです。

例えば国家資格に「プロジェクトマネージャー」があります。
これはプロジェクトをどう運用するか?
といったマネージャーとしてのスキルを図るものです。
ですが書籍に書かれていることはプロジェクトのごく一部です。
実際には全然違うことが毎回起きます。
なので書籍などに書かれていることはそのまま使うことはできません。

また、プログラミングも同じです。
書籍のプログラミングは本当に初歩的な部分です。
実際には利用する言語や環境も違います。
プログラミングの実装方法も変わってきます。

だから資格取得だけにこだわるとマズイです。
現場で経験を積むことが重要です。
たまにいるのが

「資格持っている=自分が凄い」

と勘違いしている人です。
私の経験上、このような人は現場で使えません。
なので資格取得以外に現場で経験を積むことを意識することが大事です。

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今回はIT系資格に関する記事を書きました。
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