システム導入でモメないために!!(プロジェクト管理のポイント)

こんにちは!

今日はプロジェクト管理に関して感じたことをブログで簡単にまとめたいな〜と思い書いてみました!

今、私自身とあるプロジェクトの真っ最中なのですが、このプロジェクトでは当初マネジメントで関わる予定でしたが他の案件も複数抱えておりリソース的に厳しいのでマネジメントには携わらず支援するような立場で関わっています。

マネジメントは私の上長が行なっているのですが、今までまともにプロジェクト管理はやったことがないのだろうな〜と感じる部分が多く見受けられました(笑)実際は笑えません。。。。。

私も今までに約70〜80ぐらいのプロジェクトに携わってきて、成功したプロジェクト、失敗したプロジェクト色々経験してきました!

プロジェクトの成功、失敗の定義については改めてブログに投稿できればと思いますが、プロジェクトを失敗すると一番被害を受けるのはお客様やお客様にとってのお客様になると私は考えております。

なので可能な限り失敗しないようにマネジメントは導く必要があります。

ですが今回、私が支援しているプロジェクトではマネジメントの人間が全く人の話を聞かない、自分自身の考えや意見が100%正しいと思っており非常に危ない状態です。

 

まず何が危ないか?!というと作業範囲(スコープ)が明確になっておらず、マネジメントを担当している人間が作業範囲を理解していないことです!

これは今回の作業範囲ですか?という問いに対して「だと思う」、「お客さんと相談します」とかという回答が平気で返ってくる。。。。

これはプロジェクト管理の観点から言うとよろしくない。

しかもお客様から追加でこれもできない?!あれもできない?!と言われるとなんでもかんでも受けてしまう始末。。。。。。

これは家を建てることに置き換えると、2階建ての家で見積もりはトイレ1つ、お風呂1つで見積もりしているがお客様がトイレとお風呂は上の階にもつけてくれない?!と言われているようなものです。

そうやって色々要望を受けると最初に計算した見積もりを超えてしまうことは確実です。

というか最初の見積もり根拠を疑ってしまう。。。。

 

作業範囲がブレていることがまず1つ目の問題です。

 

続いての問題がシステムをどう作るか?(仕様と呼ばれるもの)を口頭で会話したり電話したりするのはいいがエビデンス(証拠)を残そうとしない。。。。。。。

これが非常に問題です。

口頭でのやりとりなどはプロジェクトの終盤になって必ずと言っていいほど「言った・言わない」問題になる!

なので議事録やメールで何らかのエビデンスを残す必要があります。

電話で会話したとしても確認の意味も込めて「先ほど電話で会話した内容をお送りします。ご確認いただき問題なし・ありに関わらず返信お願いします」などといったメールを送るべきです。

と簡単ではありますがシステム導入を行う上でマネジメントに携わる場合は以下の2つのポイントを気をつけた方がいいかと思います。

・作業範囲の明確化

・エビデンスを残す

 

ぜひ、これからIT企業に就職される方、プロジェクトのマネジメントに初めて携わる方は参考にしてみてください!!