PowerShellでサイコレ管理者の追加方法〜Set-SPOUserコマンド〜

2019年3月19日2019年8月10日

こんにちは！

本日はSharePointに関する非常に簡単なTipsをご紹介したいと思います。

みなさんが利用しているSharePointのサイトコレクション数はどれぐらいありますか？？

１個ですか？

１０個ですか？

それとも５０個以上？

皆さんの利用している状況でサイトコレクションの数はいろいろと違いがあるかと思います。

サイトコレクション数が１桁台であればまだいいのですが、２桁以上の数になると手動で設定するのはいろいろと大変な場面があるかと思います。

今回はそんな中でもサイトコレクション管理者としてユーザを追加する方法をご紹介したいと思います。

Set-SPOUserコマンド

まずはSharePoint Online管理シェルのダウンロードを行ってください。

管理シェルをダウンロードできたら、まずは以下のコマンドでSharePointへ接続するために以下のコマンドを実行します。

$adminUPN=”ユーザのアドレス(アカウント)”

$orgName=”SharePointURLの先頭部分”

$userCredential = Get-Credential -UserName $adminUPN -Message “Type the password.”

Connect-SPOService -Url https://$orgName-admin.sharepoint.com -Credential $userCredential

その次に以下のコマンドを実行します。

Set-SPOUser -Site “サイトコレクションのURL” -LoginName “追加するユーザアカウント” -IsSiteCollectionAdmin $true

上記の場合は１つのサイトコレクションに１ユーザを追加するというような内容になります。

PowerShellでは以下のようなコマンドもあります。

Get-SPOSite

→テナント内のサイトの一覧を取得できます。

Get-SPOSite | ForEach {Get-SPOSiteGroup -Site $_.Url} | Format-Table

→テナント内のグループの一覧を取得できます。

Get-SPOSite | ForEach {Get-SPOUser -Site $_.Url}

→テナント内のユーザーの一覧を取得できます。

上記のようなコマンドを組み合わせることで一気に複数ユーザへの処理、複数サイトコレクションへの処理というのも実装できるかと思います。

手動でサイトコレクション管理者へ追加している方はぜひ、お試しください。