仕事ができる人の段取り力!【イメージと時間への意識が大事です】

ビジネスでは「段取り八分、仕事二分」と良く言われます。

これは仕事の良し悪しは段取りで決まると解釈することもできます。
なのでビジネスでは段取りが非常に大事です。
ですが段取りの重要性を理解していない人も一定数存在しています。

「どうやれば良い段取りができるのか知りたい」
「段取りの重要性を新入社員に伝えたい」

と考えている人も多くいると思います。
今回は「段取り」に関してご紹介します。

・段取りとは
・段取りが重要な理由
・良い段取りをするために
・まとめ

私自身数多くの同僚やお客様と仕事をしてきました。

そこで実感したのが仕事ができる人は皆、「段取り力」が高いです!
また、私自身も割と「仕事ができる」ということで周りの方に評価頂いていました。
今回は私が実践している段取り方法なども合わせてご紹介します。

段取りとは

まずは「段取り」とは?!です。
料理のカレーライスを作る方法を考えてみます。

一般的なカレーライスを作る上で必要な材料はだいたい以下です。

野菜:じゃがいも、人参、たまねぎ
肉:牛肉
その他:水、カレールー、油

作り方はだいたい以下のようになります。

(1)野菜や肉をカット
(2)たまねぎを油でいためる
(3)じゃがいも、にんじん、肉を一緒にいためる
(4)たまねぎがしんなりしたら水を加える
(5)野菜がやわらかくなるまで煮込む
(6)ルーを入れる
※ご飯を炊くのは省いています。

カレーライスを作るにしても食材を買ったり、鍋を用意したりします。
「カレーライスを作る」という最終ゴールからそれに必要な材料、手順などを考えたり用意したりします。
これが「段取り」です。

この段取りはビジネスでも同じです。
例えば会社で「講演会」を開催するとします。
その場合、ざっと以下のような手配が必要になってきます。

・講師の確保と日程調整
・会場の確保
・社内人員の手配
・集客
・当日のタイムスケジュール作成

上記以外にもいろいろ項目があります。
このような段取りが仕事をする上で非常に重要です。

段取りが重要な理由

段取りには以下の重要な理由があります。

信頼を失う

私が一番重要だと思う理由が信頼です。
社内であればまだ良いのですが、お客様が関係するような場面で段取りが悪いと信頼を失います。
段取りが悪い=仕事ができない
と認識されます。
なのでお客様からはお願いした他の仕事もうまく進まないだろうと思われてしまいます。

無駄な時間を消費する

段取りが悪いと手戻りが発生する可能性が高くなります。
手戻りとは作業のやり直しです。
やり直しは無駄な時間を使っていることが理解できると思います。

段取りが悪いといろいろと仕事では問題が発生してしまいます。
また、「仕事ができない」というイメージやレッテルを貼られてしまいます。
なので仕事を取り組む前にきちんと段取りを考えるクセをつけましょう!

良い段取りをするために

より良い段取りに欠かせないのがイメージです。
私も実践しています!
イメージとは頭の中でリハーサルを行うことです。

例えば先程挙げた「講演会」
講演会当日の流れすべてを頭の中で通してみます。

そうすると必要な作業、モノなどを確認することができます。
イメージで挙げた作業、モノを利用するために必要な作業や日数を逆算します。
イメージしたものから作業の流れやスケジュールを作ります。

なのでイメージすることで大体の作業や流れを確認することができます。
新入社員で今まで経験したことがなくイメージできないという人は以下のように進めてみてください。

・講演会の流れをネットで探す
・探した情報を基に必要な作業やモノをピックアップ
・ピックアップしたものを上司などに見てもらう

上記で重要なのがピックアップ作業に時間を掛けすぎないことです。
6割、7割ぐらいのできで構わないので見てもらってください。
ピックアップ作業を完璧にしようと考えないでください。

早い段階で上司などからフィードバックを受けることが重要です。

また、段取りを行う上で重要な姿勢(考え)としては時間を意識することです。
講演会を開催するにしても多くの人が関わります。

関わってくれている人の時間を無駄にしないという考えが重要です。
そのような姿勢でいると必然的にいろいろと考えるようになります。

この考えることを繰り返すことで自分の成長経も繋がります。

まとめ

今回は「段取り」について書きました。
段取りが悪いとお客様や同僚、上司からも信頼を失ってしまいます。
なので仕事をする前に段取りを意識してください。

「段取り八分、仕事二分」

という言葉あるぐらい段取りは重要です。