事業を継続させるために！【本質を理解し学び続ける】

世の中には以下の仕事をしている人が多くいます。

・コンサルタント
・アドバイザー
・相談役

実際にアドバイスを受け、事業が改善された人も多くいます。
ですが数年経過すると横ばいか下降気味になっていることも多くあります。
アドバイスを受けて数年経過した後に以下のようになっていないですか？

・売上や利益が伸びなくなっている
・集客が上手くできなくなっている

結果から言うとこれは「学び続けていない」ことが原因だと考えています。
「学び」を続けることで改善できるかもしれません。

「学び」を続けることの「大切さ」が理解できます。
私自身、これまで複数社で仕事をしてきました。
また、数多くの企業も支援してきました。
その中でコンサルタントなどと契約している企業を見てきました。

そこで感じたことが結果が出ている企業は学んでいることです。
学んで継続して改善を続けています。
今回は学びを継続する大切さをご紹介します。

————————————————————————————————————————–

なぜ事業を継続するには学びが必要か？

今は「VUCA時代」と言われています。
VUCAとは以下単語の頭文字をとって作られた言葉です。

Volatility：変動性・不安定さ
Uncertainty：不確実性・不確定さ
Complexity：複雑性
Ambiguity：曖昧性・不明確さ

簡単に言うと「予測不能で先が読めない時代」です。
また、経済やテクノロジーも常に早いスピードで変化しています。

そんな中で事業を継続するためには変化に対応しなければいけません。

以下ダーウィンの名言です。

最も強い者が生き残るのではなく、
最も賢い者が生き延びるのでもない。
唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。

コンサルタントなどのアドバイスはその時点では合っています。
ですがそのアドバイスを改善もせずにいるのは危険です。

お客さんの要望や価値観など需要は常に変化しています。
需要は変化するのに供給側が変化に対応しなければ当然、ミスマッチになります。
これでは事業継続が難しくなってしまいます。

時代の変化と購買プロセスの変化

昔はインターネットもありませんでした。
ですが今やインターネットは当たり前でほとんどがスマホを持っています。
時代の変化に伴い、人のモノを買うときの心理状態(プロセス)も変わっています。

今回はインターネット登場前後の代表的な心理状態2種類を紹介します。

インターネット登場前

消費者の情報源はテレビ、CM、ラジオ、カタログなどでした。
どちらかというと消費者が自ら取りに行く情報ではありません。
一方的に発信される情報を目にする状態でした。
そのときの購買心理状態(プロセス)を「AIDMA」と呼ばれています。

AIDMA

Attention（認知）：商品を知る
Interest（興味）：商品に興味を持つ
Desire（欲求）：商品が欲しい
Memory（記憶）：商品を思い出す
Action（行動）：商品を購入

インターネット登場後

インターネットやPC、スマホ普及に伴い消費者の行動も変化してきました。
今までは情報を一方的に受け取るだけでした。
ですが今や消費者が自ら情報を取りに行くことができるようになります。
また、消費者自らメディアのように情報発信することができます。
昨今の購買心理状態(プロセス)を「AISAS」と呼ばれています。

AISAS

Attention（認知）：商品を知る
Interest（興味）：商品に興味を持つ
Search（検索）：商品を自分で調べる
Action（行動）：商品を購入
Share（情報共有）：買った商品情報を自ら発信

このようにここ十数年でも大きく変化しています。
時代の変化に合わせて事業の施策や行動も変化しなければいけません。