「提案がうまく通らない」
「なかなか仕事が受注できない」
「クロージングが上手くいかない」
「社内で提案が通らない」
仕事をするといろいろな場面で提案することがあります。
ですがなかなか上手くいかないと感じることはありませんか?
ちなみに提案する内容の最終決裁者を意識したことありますか?
最終決裁者が男性か女性かでアプローチの仕方が変わります。
そこには男女の脳の違いがあります。
今回は「男女の脳の違い」に関してご紹介します。
この記事を読むことで男女で脳に違いがあることを理解できます。
これを理解するとコミュニケーションにおいても良い事が多いです。
提案だけでなく、メンバーとの会話でも活かすことができます。
特にリーダーは意識しなければいけません。
私自身もリーダーとして男性、女性のメンバーを率いてきました。
アプローチの仕方によって行動が変わってきます。
行動が変わると結果が変わってきます。
目次
男性と女性で違う?!
人間には「男性脳」と「女性脳」があります。
それを見極めるには右手をみてください。
・薬指のほうが人差し指より長いですか?
・人差し指のほうが薬指より長いですか?もしくは同じぐらいですか?
薬指が長い方は「男性脳」です。
一方、人差し指が長い方は「女性脳」です。
指の長さは母親のお腹の中にいるときに決まるそうです。
お腹の中にいる時に男性ホルモンを多く浴びていると薬指が長くなるそうです。
ルソーの名言にも以下のようなモノがあります。
「男は知っていることをしゃべり、女は喜ばれることをしゃべる。」
人間には「右脳」、「左脳」があります。
「右脳」は直感や感性を司ります。
一方で「左脳」は言語や思考を司ります。
「右脳」と「左脳」の間には「脳梁」と呼ばれる神経があるそうです。
「脳梁」は「右脳」と「左脳」のやり取りをするための役割があります。
そんな「脳梁」は女性の方がバランスよく使えているそうです。
女子トークで会話が続くのは「脳梁」の働きが関係していると言われています。
ですが男性は会話する時には「左脳」を使います。
「左脳」は論理的な思考を司るため女性のように会話ができません。
このように男性と女性では脳の違いがあります。
この違いから発言や行動にも違いが出てきます。
男女脳の違いの代表例は以下です。
「競争」と「共感」
男性は優位立ち、女性は共感しようとする
また、料理を食べる時も男性は一人一品ですが女性はシェアすることが多いです。
「シングルタスク」と「マルチタスク」
男性は基本的に1つのことしかできません。
ですが女性は料理しながら皿洗いなど複数の事を同時にできます。
「論理的」と「感情的」
男性は論理的で理屈タイプ、女性は直感や感覚で感情タイプ
「結論」と「過程」
男性は最終的な答えを欲しがります。女性は過程を大事にします。
買い物でも男性はウィンドウショッピングが基本苦手です。
ですが女性は平気で数時間ウィンドウショッピングできます。
これも過程を楽しむからできることです。
このことを理解すると以下のようなメリットが得られるようになります。
・提案が受け入れられやすくなる
・メンバーとのコミュニケーションがよくなる
・チームをよりよく運営ができる
脳のタイプを見極める
脳にはタイプがあります。
ですが男性だから必ず「男性脳」というわけではありません。
また、女性も必ず「女性脳」というわけではありません。
そこで「男性脳」、「女性脳」を見極めるポイントをご紹介します。
パソコンのデスクトップ
デスクトップにファイルが少ない:男性脳
デスクトップにファイルが多い:女性脳
これにはシングルタスク、マルチタスクが関係しています。
女性は仕事をしながら片付けができるためファイルが多くなる傾向があります。
好きな色
グレーや黒、青などのモノクロ系:男性脳
赤、グリーンなどカラフル系:女性脳
かばんの中身
整理されている:男性脳
ごちゃごちゃ:女性脳
パソコンのデスクトップと同じ理論です。
ですが一方で部屋は逆になります。
男性はごちゃごちゃして、女性が整理されています。
買い物をするとき
機能やスペック(仕様)を意識する:男性脳
イメージや雰囲気など感覚:女性脳
男性は細かいスペックを気にします。
ですが女性は誰が使っているかなど人に注目します。
なのでモデルさんが着用した洋服などが売れます。
一概にすべての人が当てはまるわけではありません。
1つの目安になります。
この他にも男性脳と女性脳を見分けるためのポイントはあります。
今回は代表例をご紹介しました。
クロージングに活かす
ここまでは男性脳と女性脳の違いを紹介しました。
ではその違いを理解してどうクロージングに結びつけるか?です。
それには意識することが2つあります。
「機能やスペック」か「イメージ」
男性脳はスペックを重視すると説明しました。
ですが女性脳はイメージや雰囲気を重視します。
また、女性脳は人を意識します。
なので事例などは有効的です。
提案書を作るときにそれぞれ以下ことを注意しましょう。
男性脳
・機能やスペックがハッキリわかるようにする
・提案内容を受け入れることで周りと差別化を図ることができる(優位性)
・結論を先にまとめる
女性脳
・事例を乗せる
・イメージがわかるように図を多くする
・社内からの共感を意識する
「決めさせる」か「決める」
男性脳の人は自分で物事を決めたがります。
これには男性脳の人のプライドもあります。
一方で女性脳は決めてほしいです。
なので女性脳向けでは多くの選択肢を残すのはおすすめしません。
まとめ
今回は男性脳と女性脳の違いを説明しました。
提案やクロージング、コミュニケーションでは違いを意識することは重要です。
とくにリーダーとしてチームを率いている人は必ず意識しなければいけません。
男性脳と女性脳の違いを振り返ります。
・「競争」と「共感」
・「シングルタスク」と「マルチタスク」
・「論理的」と「感情的」
・「結論」と「過程」
今回は概要部分を纏めました。
さらに細かな違いを学ぶとよりチーム運営が良くなりますよ!