【プロジェクトを成功に導くリーダーの役割】

【プロジェクトを成功に導くリーダーの役割】

 

ほとんどの業種業態でプロジェクトが動いている。
だがその成功率はご存知でしょうか?

10年以上前では30%以下の成功率です。
最近では成功率も上がっているようです。
それでも50%を切るぐらいの成功率です。
なので2件に1件は失敗していることになります。

ですが実際のところはもっと確率が低いと考えています。
とくに中小企業で補助金を活用したものは成功率が低いです。
そこで今回、プロジェクトを成功させるためのコツを1つ紹介します。

それは「裏方で支援に徹する」ということです。

この記事を読むことでプロジェクト成功のコツを理解できます。
ただ、決してこれだけやれば良いというわけではありません。
成功させるためのコツの1つでしかありません。

今回、紹介するのは「裏方で支援に徹する」ことです。
私自身、これまで80以上のプロジェクトに携わってきています。
また、中小企業の補助金を活用したプロジェクトも数多く見ています。

私なりに成功または失敗した理由を分析した結果を紹介します。

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そもそもプロジェクトとは?

Wikipediaでのプロジェクトの定義は以下

何らかの目標を達成するための計画を指す。
小さな目標の達成のためのものではなく、
大きな目標を集団で実行するものを指すことがある。

 

「何らかの目標を達成するための仕事です」

注意が必要です。
プロジェクトは全く同じものがありません。
全く同じものはプロジェクトではなくルーティン業務です。

「毎回異なる目標を達成するための仕事」

と理解してください。

プロジェクトの成功とは?

ではプロジェクトの成功とは何でしょうか?

 

プロジェクトは「何らかの目標を達成するための仕事」です。
仕事を行うためには以下が必要になります。

・人
・物
・金

一般的にリソースと呼ばれます。

ですがリソースには限界があります。
どんなに大きな企業でも限界があります。
※ただ、大きな企業の場合はその割合が大きいというだけです。

なので限られたリソースで目標を達成することが成功の定義です。
簡単にまとめると以下です。

・予算(お金)を守る
・品質を守る
・納期を守る

上記がプロジェクトの大きな成功の定義です。

プロジェクトにおけるリーダーの役割

プロジェクト成功の定義を確認しました。
ではプロジェクトを遂行するのは何でしょうか?

そう「人」です。

人が動くことでプロジェクトが動きます。

プロジェクトの成功=人の動き次第

と言い切ってもあながち間違いではありません。

・気持ちよく
・効率よく
・生産率高く

人が動く必要があります。

そのためにはリーダーの支援が不可欠です。
なので徹底的に裏方に周りメンバーを支援することを考えます。
ときには弁当を買いに行く雑用もやるべきです。
メンバーが年下とか全く関係ありません。

 

IT系を例にします。
プログラマーと呼ばれる人がいます。
彼らは英語のようなものを使いプログラミングしてシステムを作ります。

プログラマーの生産性が下がる原因は割り込みです。
例えば電話やメール、会話などです。

以下に割り込みを減らすかが重要になります。
そのためにはリーダーの支援が欠かせません。
雑務をやる1つの理由もこれです。
割り込みがなくなるだけで確実に生産性が上がりますよ!

まとめ

今回はプロジェクトを成功させるコツを1つ紹介しました。

「裏方で支援に徹する」

裏方で支援が必要な理由が「人」です。
プロジェクトは人ありきです。
人がいなければそもそも遂行すらできません。
人がしっかり動くことが成功の必須要件でもあります。

メンバーが

・気持ちよく
・効率よく
・生産率高く

動けるようにする必要があります。
そのためには徹底的に裏方で支援することが必要になってくるのです。

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