組織づくりに必要な要素!【THE MODELのレビュー】

 

組織づくりには人が必要です。
プロセスを動かすのは人となります。
いかにして人を動かすか?
ビジネスする上で重要なポイントになります。

今回は「THE MODEL」からそれを学びました。

「人材と組織」

は切っても切り離せないものです。
「THE MODEL」を読んで感じた組織づくりに必要な要素をご紹介します。

・ビジョン、ミッション、バリュー
・組織づくりのポイント
・まとめ

この記事を読むことで組織づくりのポイントが理解できます。
また、実践して行動に移すことで良い組織づくりができます。

なぜか?

今回、「THE MODEL」を読んでみて感じたことがあります。

それは「THE MODEL」に書かれている事と私が意識して結果を残したことが一致するからです。
すべてではありません。
ですがいくつかのポイントは一致していました。
なので私の実体験とも照らし合わせて

「THE MODEL」に書かれていることを実践すると結果が出ると考えています。

ビジョン・ミッション・バリュー

事業を広げるには人が必要になります。
人が増えると考え方や価値観も多様化します。
多様化する中で力をあわせるためには

「ビジョン・ミッション・バリュー」

が必要となります。
これはまさにそうだと思います。
私の実体験は「失敗」でした。

「ビジョン・ミッション・バリュー」
が全員で共有されていたのですが、腑に落ちないことがあったため
上手くいきませんでした。
これはどんなに良い製品を持っていてもダメだと思います。
なので「ビジョン・ミッション・バリュー」を全員が腹落ちしている状態が理想です。
「THE MODEL」に書かれている「ビジョン・ミッション・バリュー」を紹介します。

ビジョン:目標とする場所(定量的、定性的な指標が必要)
ミッション:なぜビジョンに向かうのか?
バリュー:行動を決定する「価値基準」、「なぜその道を選ぶのか」

スティーブ・ジョブズの名言

 

記者からの質問

アップルの価格とデザインは少数のエリートにはアピールするが、マスカスタマーを獲得していくのは難しいと思う。
あなたの目標が(ライバル)のPCのマーケットシェアを追い抜くことではないのか。

ジョブズの回答

アップルの目標は世界で最高のパーソナルコンピュータを作ることだ。そこには譲れない線がある。
家族や友人に誇りを持って販売したり、勧めたりできないような製品を出すことは我々にはできない。

組織づくりのポイント

「THE MODEL」では組織づくりに必要なポイントが紹介されています。
私の実体験も合わせてご紹介します。

社員が大事にしていることを理解する

人が仕事や会社を選ぶ時には大きく以下4つのどれかに比重をおいている。

・給与などの報酬
・一緒に働く人、楽しさ、安心感
・自分のキャリアの成長余地
・ミッション

どれか1つだけという人はほとんどいない。

個人個人が考えている比重と会社の比重が合致すると雇用のミスマッチも低減できる。
私は採用する立場ではなかったですがこのことは意識していました。
これを理解することでモチベーションの上げ方にも活用できるからです。

中には給与には全く興味がなく、キャリアの成長を考えている人もいます。
そのような人に残業代をネタに話をしても全くモチベーションへは繋がりません。
それよりは新しいノウハウやスキルを得られると伝えた方がよっぽどマシです。
このように個人を理解することで組織づくりに活かすことができます。

組織の多様性

多様性は手段としてOKだが、目的化はNGと紹介されている。
これはまさにそうだなと考えさせられました。

企業では多様性ばかりを意識しているところも見受けられます。
ですが、人は皆違うので自然と多様性は出てくる。
なので同じ価値観の人がどうやれば集まれるかが大切。
そのためにバリューを共有することが重要だと紹介されている。
私の経験では多様性を意識していなかったのが本音です。
また、多様性は自然と生まれる。
というのは非常に学びになりました。

「自分がやった方が早い」と考える人は採用しない

これは私も普段から意識していることでした。
「自分でやった方が早い」と考える人は個人能力は高いです。

ですがチームになると結果が伴わないことが多いです。
また、その人一人のキャパシティ以上に成長できません。

これは私も実体験があります。
このような方がいると売上、利益とも頭打ちになります。
採用するときには注意が必要です。

組織の上位にマイナス因子を持ち込まない

「消耗型リーダー」が紹介されています。

「消耗型リーダー」は価値観の合わない人やメンバーを消耗させる人です。
本書の中では「自分の帝国」を築く人とも紹介されています。

これには非常に学ばされました。
私も今までチャットなどで隠れて悪口を毎日呟いている人を見ました。
このような人は自分の考えや価値観に周りの人を合わさせようとします。
なので非常に危険です。

マネージャーが持つべきマインド

マネージャーは自分ではなくチームの成長に力を注がなければいけません。
私の実体験でもあります。

自分がスポットライトを浴びないと気が済まない人はまず向いていない。
これはマネージャーだけでなく役員でも同じだと思います。

チームより自分がどうスポットライトを浴びるか?!
しか考えていないです。

なのでチームの事を優先できる人を採用すべきです。

まとめ

今回は組織づくりの要素として「THE MODEL」を紹介しました。
「THE MODEL」では人材や組織づくり以外にプロセスも紹介されています。

プロセスでは以下4つが紹介さています。

・マーケティング

・インサイドセールス

・営業(フィールドセールス)

・カスタマーサクセス

非常に学びが多い書籍で以下に該当する人には読んでほしい1冊です。

・マーケ担当になったばかり
・営業になったばかり
・カスタマーサクセスって何?!と思っている方
・システム保守をしている方

また、リーダーシップについても書かれています。
これからリーダーになる方には読んでほしい書籍です。

THE MODEL