来る7月21日に投開票が行われる参院選!
SNSでも各党を支援する投稿が目立ちます!
ですが日本の選挙って手間ですよね??
なので個人的には電子投票にしてほしいと思っています。
電子投票にすることでかなりメリットがあると考えます。
実際にエストニアなどでは電子投票が行われています。
今回は電子投票のメリットをご紹介します。
・エストニアとは
・電子投票とは
・電子投票のメリット
・電子投票の問題点
・まとめ
エストニアとは
エストニアはバルト3国の1つでソビエトから独立した国です。
国土は日本の9分の1ぐらいで人口も約130人です。
沖縄より少ない人口規模です。
エストニアは観光、ITで経済成長をしている国で
世界でもICT先進国として認知されています。
沖縄も同じように観光、ITに力を入れています。
なのでエストニアから学ぶことが多くあると考えています。
ICT先進国であるエストニアでも電子投票が採用されています。
電子投票とは
そもそも電子投票とはオンライン上で投票ができる仕組みです。
なのでネットにつながれば基本的にどこでも投票ができます。
2019年3月にエストニア議会選挙が行われました。
56万票のうち24万票以上がオンラインで投票されたそうで
エストニアでの電子投票は以下の条件になっています。
・期日前投票にのみ対応
・期日前投票期間は何度でも再投票可能
・PCでのみ利用ができる
・利用には国民IDカードが必要
・電子投票していても当日投票も可能(上書きされる)
電子投票のメリット
電子投票には多くのメリットがあります。
コスト削減
投開票は人が必要になります。休日なので単価もあがります。
電子投票を利用することで投開票にかける人件費の削減が狙えます。
投票者も移動にかかるコストを削減することができます。
無効票の削減
日本の投票は政党名や候補者の名前を書く記入型です。
これだと誤字・脱字などが起こる可能性があります。
また、障害などがありうまく字が書けない人もいます。
記入ミスを防ぐことで無効票自体を減らすことができます。
投票率が増える
投票所に行けない人などもいます。
そのような方達も電子投票であれば投票ができます。
また、投票所に行くのが手間と感じていて投票に行かない人も一定数いることが考えられます。
そのような方達も電子投票であれば自宅から投票ができます。
その結果として投票率も増えます。
投票が手軽になる
投票率にも関係します。
電子投票ができれば早朝、夜間でも投票できるため手軽です。
手軽になれば投票率の増加にもつながる可能性があります。
電子投票の問題点
電子投票は当然、メリットだけではありません。
よく懸念されているのが以下のようなことです。
・投票内容の書き換え
・恐喝などによる意思とは異なる投票
投票内容の書き換え
電子投票では投票された内容はサーバなどに保存されます。
サーバーが不正アクセスされ、投票内容が書き換えられるリスクもあります。
恐喝などによる意思とは異なる投票
投票者を恐喝し、恐喝者が支援している政党などに投票させることもできます。
とくにセキュリティに関することが一番の懸念になります。
セキュリティを担保できなければ仕組みを作っても利用者は増えません。
なのでアメリカでも電子投票の採用は慎重になっています。
また、電子投票ではITシステムの整備が必要です。
なので初期投資費用やランニングなどの保守費用も発生します。
日本国内で利用するための仕組みのためそれなりの金額になります。
まとめ
今回は電子投票に関してまとめました。
電子投票を進めるにあたりセキュリティや透明性を担保する必要があります。
ですが昨今のテクノロジー進歩を使うことで多くのことが解消できると考えております。
例えばブロックチェーンを使うことで改ざんを防ぐこともできるかと思います。
今の紙で投票するスタイルも透明性が担保されているわけではありません。
投開票が動画で公開されているわけではありません。
私も選挙事務員でを行ったことがあります。
開票時にいくらでも不正ができるなと感じました。
なので電子投票の方が透明性も担保できるというのが私の考えです。