「スワップポイント」の注意点とその魅力

こんにちは!

先日はFXのリスクをいくつかまとめてみました!

そのときに記載したリスク以外に「スワップポイント」もリスクとして考える必要があります。

ただ、「スワップポイント」はリスクだけでなく魅力的な部分もあります。

今日はその「スワップポイント」をアウトプットとしてまとめたいと思います。

 

「スワップポイント」とは

スワップポイントとは2つの通貨で取引を行った際に通貨間の金利差のことを指します。

例として1ドル110円で10万ドル分の買いポジションを持った状態とします。

その状態で日を越したとします。

買った10万ドルに対してその分の金利が収入として入ります。

ですが、10万ドルを購入するために1100万円を取引業者から借りている状態となります。

この借りている1100万円に対する1日分の金利を払う必要があり、買ったドルの金利と借りている円の金利差をスワップポイントといいます。

今は円の金利が非常に低いのに対してドルは円より金利が高いです。

その差額分を毎日受け取ることができます。

逆にドルの売りポジションを持った場合、差額分を毎日払う必要があります。

なので高い金利の通貨を買って、低い金利の通貨を売るとスワップポイントを毎日受け取ることができます。

逆に高い金利の通貨を売って、低い金利の通貨を買うとスワップポイントを毎日支払うことになります。

スワップポイントは短期間の取引ではあまり気にする必要はないのですが、長期間の取引時には注意が必要です。

FXのスワップポイントの仕組み

 

そんなスワップポイントですが、注意すべきところがあります。

通貨間での金利差によって初めてスワップポイントが発生するため、どちらかの金利が変化すればスワップポイントも変わってきます。

今は金利がかなり低い円ですが、高金利になった場合は上記のドルとの関係性で説明したスワップポイントが完全に逆になります。

続いての注意点はレバレッジです。

スワップポイントは取引金額に対して発生します。投資金額(証拠金)ではありません。

少額の証拠金で高レバレッジでポジションを持った場合、評価損からすぐに強制ストップされる可能性もあります。

なので長期でスワップポイントを狙う場合、レバレッジは低くして資金的にも余裕を持った状態にしておくことが必要となります。