相場の動きを予想する!FXで必要な「分析能力」

こんにちは!

今日はFXの中でも重要な分析に関してアウトプットとしてまとめてみたいと思います。

FXでは市場の動きを予測することが非常に重要になってくるそうです。

その市場の動きを予想する方法として大きく2つあります。

「ファンダメンタル分析」

「テクニカル分析」

です。

「ファンダメンタル分析」は世界の経済状況などを分析して、今後の需給を予測する方法です。

「テクニカル分析」はチャートの過去の動きを分析して今後の展開を予測する方法です。

投資家によって「ファンダメンタル分析」だけを使う人、「テクニカル分析」だけを使う人などいるそうですが基本的には両方を活用してうまく予測制度をあげていくことが重要なようです。

 

ファンダメンタル分析

FXは通貨間の取引です。

なので通貨の需給によってレートが決定してきます。

ではその需給は何によって変動してくるか?!

ということですが、投資、貿易、旅行などいろいろな項目によって変動します。

その変動を予測して市場における通貨の需給の変化を見極めるのが「ファンダメンタル分析」です。

例えば、もうすぐゴールデンウィークがはじまります。

ゴールデンウィークは各地に旅行へ出かける方が大勢いますが、ニュースで「今年は海外に行く人が前年に比べて増加します」というような発表があったとします。

その場合、海外旅行では外貨が必要なので円を売って外貨を買う日本人が増えるな!と予想するのも「ファンダメンタル分析」の1つとなります。

なので身の回りのできごとから世界各国のできごとが為替に及ぼす影響を考えるのが「ファンダメンタル分析」の基本です。

「ファンダメンタル分析」の利点は、トレンド(相場のながれ)を作っている材料をはっきりと確認できるところです。

材料がはっきりすると、その状況の変化へも対応がしやすくなります。

また、ニュースや各種指標はその材料が出た後に大きな動きを見せることがありますが、そのような短期的な動きにも対応しやすいという点があります。

一方で私のような個人投資家は情報の入手スピードがどうしても遅くなります。

プロは銀行などから素早い情報入手が可能です。

また、「ファンダメンタル分析」で利用する各種指標はデータ集めて・集計・公開というステップになるため発表されたタイミングと実際の経済状況に違いが出てきます。(タイムラグ)

テクニカル分析

もう1つの分析方法が「テクニカル分析」です。

テクニカル分析とは今までの値動きをチャート(レーダーみたいなやつ)という形で表示し今後の展開を予想するものです。

でテクニカル分析では前提条件があります。

(1)市場の動きはすべての材料を織り込んでいる

(2)価格の動きはトレンド(流行り)を形成する

(3)歴史はふたたび繰り返す

テクニカル分析は人間の行動にフォーカスしています。

なので投資家の行動はそう変わらないということを前提に「過去に類似したような場面があれば、その後の展開も類似した動きになる」というのが基本的な考えです。

外国為替市場では経済統計や世界経済、世界のニュースなど誰でも入手できる情報で動く市場ですが、その情報をすべて収集して確認することはとても労力と時間がかかります。

ですがテクニカル分析ではそのような情報や知識が全くいらないところが1つメリットでもあります。

そんなテクニカル分析にもデメリットというか弱点があります。

それは前提条件です。

テクニカル分析では前提条件がありますと記載しましたが、前提条件が必ずしもすべて満たしているとは限りません。

また、例外的なことなどが起こるとどうしても前提条件が崩れてしまいます。

あとは経済指標の発表や突然のニュース発表による値動きへの対応がテクニカル分析だけだと遅れてしまいます。

なので「ファンダメンタル分析」も合わせて利用することが必要になってきます。

最後にテクニカル分析の2パターンをご紹介します。

【トレンド系】
→値動きは一方向に一気に動いたりするのではなく上下に動きながら「上」もしくは「下」に大きく動くことが多いため、値動きを細かく追うのではなく値動きを平準化したりして方向性を探る方法です。
トレンド系では移動平均線、トレンドライン分析、一目均衡表などがあります。

【オシレータ系】
→トレンドの温度感を計るものです。
トレンドもいつかは終わりますのでトレンドの変化を敏感にチェックするのがオシレータ系の分析となります。
オシレータ系ではMACDなどがあります。