外国為替市場の時間帯別特徴!

こんにちは!

FXでは世界各国の市場があり24時間取引が可能ということで当ブログにもアウトプットしました。

24時間取引可能でもそれぞれの時間帯で特徴があります。

今回はその時間帯の特徴をアウトプットとしてまとめたいと思います。

 

最も取引量が多い時間帯

最も取引量が多い時間帯は、東京の夕方から深夜にかけてです。

これはロンドン時間帯とも呼ばれています。

なぜこの時間帯の取引量が多いかといいますと、ロンドンをはじめとするヨーロッパ全域の銀行が活発な取引を行っています。また、東京・香港・シンガポールなどのディーラーも途中まで残っており、朝の早いニューヨークの銀行も取引に参加してきます。

そのため、アジア・ヨーロッパ・アメリカのディーラーが取引を行うためそれに比例して取引量が増加します。

また、欧米の通貨当局からの発言や経済指標などの相場を動かす材料もこの時間帯に集中しています。

 

最も取引量が少ない時間帯

最も取引量が少ない時間帯は、東京の早朝時間帯です。

この時間帯はニューヨーク勢の取引も終了しており、東京勢も参加前の状態。

そのため、オセアニア勢の取引が中心となっており、取引の絶対数が少ないため必然的に取引量も減ります。

 

キーポイントとなる時間帯

外国為替市場では最も取引量が多い時間帯、少ない時間帯以外にもキーポイントとなる時間帯があります。

■午前9時55分

銀行の窓口で両替などを行う際に利用される基準レートの「仲値」が発表されます。

金額が大きくなる企業の決済は、その時々のレートが使われることが一般的です。

ですが、物品購入などの一時的な決済では仲値で決済を行うことが多く、だいたいはドル買い円売りが多くなります。

特に企業の決済日である5日、10日や月末は大量のドル買いが出ることがありドルが買われやすい時間帯です。

■午後3時

午後3時は行使期限の時間帯です。

午後3時をもって、その日の東京市場の行使期限のオプションが消滅するのでそれまでの動きが一変する可能性があります。

例えば期限までに120円をつけなければ利益がもらえ、逆につくとその権利がなくなるというオプションの場合は今のレートが119円台だとすると、このオプションをもっている人はなんとか120円にならないように119円90〜99銭の水準でドル売り注文を入れてきます。

ですが、そのような動きは午後3時を過ぎてオプション自体がなくなるとでなくなります。

そのせいで今までの売り注文が一気になくなってしまうどころか、これまでに売った分の買い戻しまで出て一気に上昇したりすることもあります。

■午後9時30分

アメリカの主要な経済指標が発表されます。

市場の注目度が高いアメリカの雇用統計や貿易収支などの情報は市場の動きを変化させるため注意が必要です。

■午後11時

さきほどの午後3時で説明したオプションの消滅です。午後3時は東京でしたが、午後11時はニューヨークになります。

ニューヨークの場合は東京よりオプションの取引量が多いためより注意が必要です。

■午前0時

ロンドンフィックスと呼ばれる、投信の設定などの際の基準となるレートに利用されます。

クロス円での利用が多いです。

 

と非常に簡単ではありますが、私が勉強した時間帯別の特徴をざっとアウトプットしてみました。