～UNRULY～気ままなブログ 
皆さんは粉瘤が出来たことありますか？
私は昨日、粉瘤の手術をしてきました。
中学生の頃に出来て、それから10年以上も放置してきました。
ただ、少し大きくなっていることもあり今回治療することを決意しました。
病院に行く前に以下のことを調べてみました。
・手術までの流れは？
・手術費用はどれぐらい？
・どのような手術になるのか？
・術前、術中、術後に痛みはあるのか？
ところがあまり細かい情報がありませんでした。
それで今回は粉瘤の処理に関することを纏めます。
粉瘤の手術にかかる費用がわかります。
私自身が昨日粉瘤処置をしたためそのときの実際の金額も掲載します。
ぜひ、粉瘤でお悩みの方は参考にしてみてください。
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目次
粉瘤の手術費用
保険適用で「15,100円」かかりました。
粉瘤の手術は「露出部」と「非露出部」で金額が変わります。
露出部
顔、首、肘から指先まで、膝から足先まで
非露出部
露出部以外
私の場合、首の背中側なので露出部になります。
また、粉瘤の大きさでも金額が変わってきます。
2cm未満：1,660点
2cm以上〜4cm未満：3,670点
4cm以上：4,360点
実際の診療明細です。
定期的に病院に通っている人は初診料分は安くなると思います。
合計点数「4799」で保険適用「14,400円」でした。
それに処置後に使う強酸性水代(700円)がプラスされました。
合計「15,100円」になります。
そもそも粉瘤とは？
粉瘤とはアテローム、アテローマとも呼ばれています。
何らかの理由で皮膚の下に袋状のモノができます。
その袋の中に垢や皮脂が溜まってしまう病気です。
垢や皮脂は溜まっていくので場合にはどんどん大きくなってしまいます。
体の至るところに出来てしまう可能性があるあります。
症状としてはしこり（腫瘍）ができ、痛みを伴う場合もあります。
また、しこりの真ん中には黒点があるのが特徴です。
ニキビと似たような匂いがするのも特徴です。
粉瘤の手術前後の流れ
粉瘤の手術前後の流れを紹介します。
診察と説明
まずは診察をして粉瘤かどうかの判断を行います。
粉瘤とわかった場合、以下の説明があります。
・治療目的
・治療名、検査名
・治療内容、検査内容
・手術の注意事項
・治療や検査に伴う危険性や合併症
同意書へのサイン
診察と説明を受け、同意書へ署名(サイン)を行います。
採血
血液学、生化学、免疫学的な検査のため採血を行います。
まれに粉瘤から悪性腫瘍となる方もいるらしく病理検査はセットでした方が良いそうです。
麻酔
採血が終わるとすぐに手術台(簡易ベット)に移動します。
そこで局所麻酔を行います。(少し痛みがあります)
麻酔が効くまで少し時間をおきます。
手術
手術スタートで私が行ったのが切除術です。
粉瘤を木の葉型に切開して中の袋ごと取り出す手術です。
袋ごと取り出すので再発はほとんど発生しないとのことです。
切除が終わると縫合します。
止血
レーザーを照射して止血を行います。
最後にガーゼと止血用の絆創膏を貼ります。
術後
術後その日は濡らさないようにしなければいけません。
また、合わせて抗生物質と痛み止めを服用します。
今回、処方されたものが以下です。
・セフジニル錠100mg「サワイ」(抗生物質)
・セレコックス錠100mg(痛み止め)
術後、翌日には絆創膏を外して軽くシャワーで洗うのも問題ありません。
シャワー後に「強酸性水」と軟膏を塗ります。(1日2回で朝と夜)
処方された軟膏は以下です。
・ゲンタマイシン硫酸塩軟膏0.1%「タイヨー」(抗生物質)
採血から止血まで30分ほどで処置が終わります。
また術後はとくに痛みはなく、1週間後に抜糸となります。
抜糸をした後は以下のサージカルテープでテープ療法へ移ります。
テープ療法は3ヶ月ほど継続します。
私が処置した病院
私は沖縄に住んでいます。
今回、診てもらった病院は宜野湾にある「新垣形成外科」です。
場所は以下になります。
まとめ
今回は粉瘤手術に関する情報を纏めました。
粉瘤手術のまとめは以下です。
・露出部で2cm~4cmで約1万5千円ほど
・保険適用可能
・局所麻酔(多少痛みがある)
・入院などは不要
・術中、術後の痛みはない
・術後翌日から幹部のシャワーなど可能
・術後は抗生物質の服用と軟膏を使う
・抜糸後はテープ療法を3ヶ月ほど行う
粉瘤は炎症する場合もあります。
炎症すると膿を持ったりして痛みを伴うようです。
早めに治療してもらうのもよいかと思います。
