皆さんの上司は忙しそうですか??
もしくは部下がいる皆さんは忙しいですか??
普段から「忙しい」と口にしている人は気をつけた方が良いです。
とくに部下やチームメンバーがいる人は要注意です。
世の中には「忙しい」をアピールしている人がいます。
典型的な発言例が以下です。
・昨日も夜中まで仕事しててかなり忙しかったよ
・担当する仕事が多くて
・部下に任せるにはまだ早くて
これは自分で私は仕事ができない人です。
と言っているようなものです。
その仕事は本当にあなたがやる必要ありますか??
と聞きたいです。
なぜ上司が「忙しい」とダメなのか解説します。
・忙しい上司とは
・忙しいと何がダメなのか?
・まとめ
私自身、これまでにいくつか会社で管理する立場の仕事をしてきました。
感じたこととしては上司が忙しいとダメだということです。
それを今回の記事でご紹介したいと思います。
忙しい上司とは
世の中にはずっと「忙しい、忙しい」と言っている人がいます。
果たして本当に「忙しい」のでしょうか?
と疑問に感じてしまいます。
特に管理する立場の人間だと尚更です。
忙しいと言っている人はだいたい以下のような理由です。
・忙しいアピールをしたい
・忙しい俺ってかっこいい
忙しいアピールをしたい
忙しいことを周りに知ってもらいたい。知ってもらいかまってもらいたい。という人です。
SNSでもやたら「いいね」や「コメント」を欲しがる人がいますよね??
あれと同じです。ようはかまってちゃんということです。
忙しい俺ってかっこいい
忙しい男=かっこいいと勘違いしている人です。
昔はそれでも良かったかもしれませんし、女性に持てたかもしれません。
これは単なる自己満足野郎です。
本当に忙しい人は「忙しい」というような発言はしていないです。
私の経験上。
「忙しい」と言う前にさっさと仕事を終わらすことを考えていると思います。
「忙しい」という言葉を管理すべき立場の人間が多用していると致命的です。。。
忙しい上司や人には以下のような特徴もあります。
・仕事を断わることができない性格
・仕事を振ることができない性格
・部下を信頼していない
・自分でやった方が早いと思っている
上記に該当していませんか??
なぜ上司が忙しいとマズイのか?解説していきます。
忙しいと何がダメなのか?
上司が忙しいといろいろと組織に問題が起きてきます。
問題をいくつか紹介します。
売上や利益を達成できない
仕事が断れない上司は何でもかんでもしごとを引き受けます。
ですが人やチームにはキャパがあります。
何でもかんでも仕事を受けると本来やるべき仕事が疎かになったりします。
また、大きな仕事を受注できない可能性もあります。
そうなると機会損失が発生します。
機会損失が発生するとどうしても売上や利益も伸び悩みます。
コミュニケーション不足が発生する
忙しい雰囲気の上司には相談がし辛いです。
これは経験がある人が多いのではないかと思います。
相談できないということは大きな問題も見逃してしまう可能性があります。
また、部下との会話が足りず信頼へつながらないこともあります。
成功体験を奪う/成長できない
仕事を部下に振ることができない人も多くいます。
これは非常にマズイです。
仕事を振ることができない心理的要因としては以下のようなものだと思います。
・自分でやった方が早い
・自分でやった方が品質が良い
・部下が信頼できない
・仕事を振るときの説明や確認作業が面倒
・部下が失敗したときに謝るのが面倒
これをやってしまうと部下の成功体験を奪ってしまいます。
成功体験だけでなく失敗もです。
人は成功と失敗から成長します。
なので上司がそれを奪うと部下の成長を阻害します。
人が育たない=組織が成長しない
ことにつながります。
存在意義
部下に弱みを見せたくない人がいます。
だから自分でいろいろやろうとする人がいます。
それでは部下の存在意義がなくなります。
自分の苦手で部下が上手なことはさっさとお願いした方が良いです。
そうすることで部下の存在意義も出てモチベーションにつながります。
まとめ
今回は「忙しい」というテーマで記事を書きました。
皆さんは「忙しい」と呟いていないでしょうか??
もし普段から呟いているようであれば見直した方が良いです。
また、今やっている仕事は本当にあなたがやるべき仕事ですか??
本当にあなたがやるべき仕事かどうかも見極めましょう!!
他の方に任せられる仕事はすべて任せましょう!
管理者は毎日定時には帰るぐらいの余裕を持っていた方が良いです。