MicrosoftFlowでの複数項目の取得!〜フィルターによる条件設定〜

こんにちは!!

今日はMicrosoftFlowを利用してSharePointからアイテム(レコード)を取得する方法をご紹介したいと思います。

ただ、単にアイテムを取得する方法ではありません。

単にアイテムを取得するのであれば、MicrosoftFlowのSharePointトリガーで「アイテムが作成または変更されたとき」などを選択することでアイテムを取得することができます。

 

今回ご紹介したいのは、アイテム(レコード)を取得するときに何らかの条件を指定して条件に合致するアイテムのみを取得する方法です。

例えばサンプルで以下のようなリスト(文書記号マスタという名称のリスト)がSharePoint上で定義されているとします。

上記のリストから年度が「2019」、文書記号が「○○○○」に合致するアイテムを取得したい場合は以下のように取得します。

ここでは年度の内部列名が「Title」、文書記号の内部列名が「docsign」とします。

まずはSharePointのアクションから「複数の項目の取得」を選択します。

「複数の項目の取得」でサイトのアドレス、リスト名を設定した後に「フィルタークエリ」を設定します。

以下の条件だとTitle(年度)が2019で文書記号が○○○○という条件になります。

「eq」はイコールの省略系となります。

注意点としてはMicrosoftの公式のページなどでは「Eq」などで記載されている場合がありますが、「Eq」で定義するとエラーになります。

 

上記のように「フィルタークエリ」を利用することで条件設定を行うことができます。

SQLでいうところのWhere文という感じでしょうか?

もしMicrosoftFlowでSharePoint上のカスタムリストを条件指定して取得したい場合はお試しください。